オスとメスの違い

基本的には体色、体格で判別可能

グッピーは品種によって全く色が異なりますが、基本的にはオスは背ビレが高く、尾ひれも大きいですね。色も派手です。

そしてメスは色が薄い品種が多く、背ビレと尾ヒレはオスよりも小さいです。お腹が膨らんでおり、体格も良く、色は地味です。

 

グッピーのオスとメス

図で表すとこんな感じです。上がメス、下がオスになります。

グッピーは色よりも、形で見分ける方が分かり易いですね。また性格的な違いは感じません。

品種によってオスメスの分かりやすさは異なります。「大柄で、色が地味なのがメス」といったところですね。

 

ただし、「ドイツイエロータキシード」はオスメス共に色は似ています。他にも雌雄で色が似た品種があるかもしれません。

 

グッピーを見慣れてくれば、オスとメスはすぐに判別できるようになります。

ヒレが小さい分、オスよりもメスの方が泳ぐスピードが早く、時々水面をジャンプすることもあります。

なので、メスがいる水槽はなるべくフタをするか、あるいは水槽内の水位をフチより10cmくらい下げて飼育しましょう。

 

またメスは、気に入らないオスが追いかけてくると威嚇して、多少追い払う個体もいます。それでも全てのオスはメスを追いかけてきますが…。

見た目の違い:色、形、大きさ
グッピーのオスとメスを見分ける最も簡単な方法は、その見た目です。基本的には、以下の3つのポイントに注目すれば、比較的容易に判別できます。

体色: オスは、メスを引きつけるために、赤、青、黄色など、鮮やかで美しい体色を持つものが多く見られます。一方、メスは、外敵から身を守るために、地味で目立たない体色が一般的です。

ヒレの形: オスの特徴は、なんといってもその華麗なヒレです。特に、背ビレは大きく、品種によっては、まるでドレスをまとっているかのような優雅な姿をしています。尾ビレも、メスに比べて大きく、様々な形のものが見られます。一方、メスのヒレは、オスに比べて小さく、シンプルな形をしています。

体格: 一般的に、メスはオスよりも体が大きく、丸みを帯びています。これは、メスがお腹の中で卵を育てるためです。オスは、メスよりも体が小さく、スリムな体型をしています。

例外もある?見分けにくい品種
ほとんどのグッピーは上記の特徴に従って見分けることができますが、中には、オスとメスの見分けが難しい品種も存在します。

例えば、「ドイツイエロータキシード」は、オスもメスも黄色い体色をしており、一見すると見分けがつきません。このような品種を見分ける場合は、ヒレの形や大きさなど、より細かい部分に注目する必要があります。

行動の違い:オスはアピール上手?メスは現実的?
見た目だけでなく、行動にもオスとメスの違いが見られます。

オス: メスにアピールするために、常に動き回り、体をくねらせたり、ヒレを広げたりします。特に、繁殖期になると、メスを追いかける行動が顕著になります。

メス: オスに比べて、おとなしく、水底でじっとしていることが多いです。また、オスからの求愛行動に対して、興味を示さないこともあります。

これらの行動の違いは、それぞれの役割の違いに起因しています。オスは、より多くのメスと交尾するために、積極的にアピールする必要があります。一方、メスは、質の高いオスを選んで、より良い子孫を残す必要があります。

飼育上の注意点:オスとメスで異なる一面も
グッピーの飼育において、オスとメスの違いを理解しておくことは、非常に重要です。

水槽の広さ: オス同士は、メスを巡って争うことがあるため、複数のオスを飼育する場合には、十分な広さの水槽が必要です。

水草の配置: メスは、オスからのしつこい求愛行動を避けるために、水草の陰に隠れることがあります。そのため、水槽内に水草を配置することで、メスのストレスを軽減することができます。

ジャンプ力: メスは、オスに比べてジャンプ力があるため、水槽には蓋をするか、水位を低めに設定する必要があります。

まとめ:グッピーの世界をもっと楽しもう!
この記事では、グッピーのオスとメスの違いについて、見た目や行動、飼育上の注意点などを中心に解説しました。これらの違いを理解することで、よりグッピー飼育を楽しむことができるでしょう。

グッピーは、初心者でも飼育しやすい魚ですが、オスとメスの違いを理解することで、より深くその魅力に触れることができます。ぜひ、この記事を参考に、グッピーの世界を探求してみてください。

 

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