グッピーは食欲旺盛な魚です。
グッピーのエサは、基本的にはフレークの人工のエサをオススメします。理由はやはり安価で、水を汚しにくいからですね。保存も楽です。
早く、大きく育てたいならばブラインシュリンプ、赤虫もオススメです。
ただしグッピーは食欲旺盛なので、エサをドンドン食べようとします。なので少なめにあげてください。
エサが多いと、飼育水の汚れにつながり、かえってグッピーの健康に良くないです。あまり与えすぎると、飼育水を痛めて腐敗しやすくなり、水も臭くなってきます。
エサは1日1回、すぐに2分くらいで食べ終えるくらいの少量で良いですね。うちではそうしています。
逆に、グッピーを早く大きく育てたいならば1日に3回、少量ずつあげる方法もあります。
エサをあげる回数が多いほど成長も早いですが、そのぶん水も早く痛むので水換えの間隔も短くしましょう。
浮上性、つまり水面に浮くエサを好んで食べる習性があります。沈んでいるものはあまり食べないですね。
またグッピーは他の熱帯魚同様に、飢えに強いですね。1週間は食べなくても死なないです。(多少飢えますが)
グッピーは雑食性の魚です。
グッピーは雑食性の強い魚です。植物も食べます。なので水草も食べる場合が多いですね。
とくにカボンバなどの柔らかい水草はまず食べますし、またコケも食べる個体がいます。
またクチに入るなら、小さい稚魚や他の生き物も食べようとしますので注意が必要です。特に飢えるとその傾向が強くなります。
エサは2種類以上必要です。
画像は管理人の愛用しているエサです。
左側はGEXの「グッピー元気」という商品で、中身は小型フレークです。繁殖・育成にも使える万能タイプ。
手で磨り潰すとより細かくなり、稚魚にも与えられます。グッピーがほとんど残さず食べてくれます。
右側はキョーリンの「ちびっこメダカ・キンギョのエサ」で、本来メダカ稚魚用ですが、グッピーの稚魚に与えています。
この商品はチャックが付いていて密封できるので湿気にくく、愛用しています。
グッピーには、成魚用、稚魚用の2種類のエサが必要になります。
他には、赤虫もありますが、冷凍赤虫と乾燥赤虫があり、冷凍タイプは一番生に近いですが解凍して使う手間がいります。
乾燥赤虫は、フリーズドライされたものなので常温保存でき、袋から出してすぐ使えます。手軽さでは乾燥赤虫が良いですね。
稚魚にブラインシュリンプを与える場合、ブラインシュリンプの卵を孵化させて与えますが、孵化に約24時間かかるのと塩水を作るのが多少面倒です。
あまり時間をかけられない場合、ブラインシュリンプ無しでも稚魚を育てられますが、発育はやや遅くなります。
グッピーのエサの購入場所
エサは熱帯魚店、ホームセンター、そして通販でも購入できます。
基本的にはホームセンターが最も安いと思います。グッピーは人気のある魚なので、とても種類豊富です。
グッピー用のほとんどはフレークタイプのはずです。なお極端に量の多い商品はよく余るので不要ですね。そしてエサも傷みを防ぐため、乾燥した冷暗所に保管しましょう。
よほど沢山のグッピーを飼うのでなければ、消費量は少ないですし、少な目の商品を最低でも1年以内には買い換えることで、結果的に鮮度の良いエサをあげられます。
理想は半年ごとに新しくエサを買い換えることですね。エサが古いと、魚の調子を落としやすくなります。