グッピーの購入

グッピーの購入方法

グッピーを購入したい場合、以下の方法があります。

  • 熱帯魚店で購入する。
  • 楽天等、通信販売で購入する。
  • グッピー専門店で購入する。

一番理想的なのは、やはりグッピー専門店ですが、最近はかなり減りましたね。もしご近所にあれば、最高の環境ですので専門店を見てください。

また通販で購入するのも悪くはないです。お店によってはかなりレアな品種も扱っていたりしますし、思いがけず安価に購入できる場合もあります。

 

しかし、通販は魚が運搬中に死んでしまう「死着」がちょっと怖いですし、熱帯魚なので購入する時期や地域によって難しい場合もありますね。

無難なのは、やはり熱帯魚店です。どの都道府県にもありますし、田舎でも大型店は普通にあります。

 

また、熱帯魚店なら飼いたい魚を直接見て選べますし、種類が豊富なお店が多いです。

なおグッピーは、オスとメスを同じ水槽で飼う場合、同じ品種同士で飼うのが普通です。そうしないと違う品種同士で掛け合わされ、見栄えの良くない個体になりやすいです。

その為、同じ品種のオスとメスが1ペアで売られているのが大半です。

 

また熱帯魚なので、購入時期も大切です。春や夏の暖かい時期に購入するのが理想ですね。

寒い時期には、購入してから家に帰るまでに水温が低下してしまい、弱らせるか最悪の場合死なせてしまう恐れがあります。

この場合はカイロとタオルで保温して運搬する方法もありますが、なるべく気温の高い時期に買ったほうが無難ですね。

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グッピーの選び方

グッピーの飼育方法はどの品種も全く変わりませんので、貴方の感性にあった、お好みの色の品種を選ばれるのが良いと思います。

ただ、他の熱帯魚でもそうですがなるべく元気な個体を選んだ方が買ってすぐに死なせる心配も無いです。スイスイ泳ぐ個体を選びましょう。

あとは人気のある品種、レアな品種のグッピーは高いですね。この辺りは予算で選んでみて下さい。

R.R.E.Aフルレッドなどは1ペア3000円くらい、ドイツイエローは1ペア2000円くらいが相場です。個体の大きさや綺麗さによってグレードがあり、綺麗なほど高くなります。

 

逆に外国産グッピーは安価で、1匹300円程度から買えますが、輸入されてくる際に弱っている固体も多く、死なせやすい分初心者には難しいのでオススメしません。

むしろ国内で管理飼育された、丈夫な国産グッピーの方が飼い易いですね。

 

どうしても外国産グッピーを買いたい場合は、お店の水槽に入れられてから3ヶ月以上経過している元気な個体にしましょう。

このくらいの期間、日本の水に慣れた個体なら大丈夫ですが、国産グッピーとの混泳は病気を防ぐ観点から、不可能と考えてください。

 

 

元気なグッピーの見分け方

これはオスメス問わず、常に泳ぎ回っている個体がベストですね。

オスならば常にメスを追いかけており、尾ヒレが綺麗に開いているものは間違いなく元気です。

メスはお腹がふっくらとしており、活発に泳ぎ、背ビレも尾ヒレもしっかり開いていれば元気な個体です。

なおかつ体の大きい、大柄なメスは子供もたくさん産み易いので、繁殖用には最善ですね。

逆に水槽の底でジッとしており、尾ヒレを畳んでいる個体は弱っています。そういったものは買わないのが懸命ですね。

グッピーを見慣れてくると、水槽をパッと見ただけで健康かどうか分かるようになってきます。

 

グッピーの購入後は水合わせを

グッピーを購入後、水槽に投入するわけですが、必ず「水合わせ」を行ってください。

中には「グッピーには水合わせ不用」という方もいますが、魚にストレスをかけない為にも行うべきだと思います。

 

水合わせといっても、難しいことはありません。魚に、新しい水槽の水に徐々に慣れさせるやり方です。

 

まず、買って来たグッピーの入っている袋を、水温23~26℃に保った水槽にそのまま浮かべます。最低10分はそのままにして下さい。

これでグッピーの入っている袋の水と水槽の水の温度が同じになります。(温度合わせ)

次は水槽の水をコップですくい、少しずつグッピーの入った袋へ足していきます。

これで袋の水が徐々に水槽の水に近くなっていきます。10分~30分くらいはかけたいですね。

 

これでグッピーの入った袋が、水温・水質共に水槽の水にかなり近い状態になりました。

最後に袋の水を、グッピーごと水槽にそっと流し込みます。これで「水合わせ」完了です。

グッピーが入っていた水は、グッピーが生きていく為に必要なバクテリアがたくさんいます。魚のフンや尿の分解、そして病原菌から守ってくれる働きがあります。

なので、袋の水は必ず全部水槽に入れてくださいね。

 

グッピーは臆病なので、自分がいる環境が変わると、しばらくの間は水槽の隅にいたり、水面でジッとしていたりしますが、大丈夫です。

しばらくの期間(1日~数日)が経つと、環境になれて元気に泳ぎだします。

 

水槽に移した当日は、多少は魚にストレスがあるのでエサは与えない方が無難ですね。これは消化不良を避ける目的があります。

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